今回はDeFactoryの開発支援事業について、よくご質問を頂くこと、ご支援内容、体制などについて、ソフトウェア・プロダクト開発・サービス開発・新規事業開発の観点で、今回はご説明していきます。
DeFactoryの開発支援事業では、主にソフトウェア・プロダクト開発・サービス開発を行っております。
業務システムの開発のご相談もございますが、強みや特徴としてはソフトウェア・プロダクト開発のご支援がメインとなります。
ご相談頂く内容としましては
新規事業創出×ソフトウェア・プロダクト開発(Webシステム開発・アプリ開発)がメインとなります。
「新規事業支援」、「新規事業創出」の概念では
・リソース調達(ヒト、モノ、カネ)はどこまで担うのか
・リアルビジネス/ネットビジネスなのか
・初期投資はどのくらい要するのか
・赤字を出しながらユーザー獲得する事業なのか
等、様々な観点がありますが、弊社がご相談頂く企業様は、IT領域、ソフトウェア・プロダクト開発に強みがございます。
特にご依頼頂く会社様例として
1,大企業の子会社様の新規事業
2,中小企業の新規事業(テクノロジーを活用した自社製品を開発持ちたい)
3,スタートアップの初期開発
がございます。
1-2.ソフトウェア・プロダクト開発支援のご相談を頂くタイミング
⑴「〇〇のようなサービスを作りたい」(事業の構想段階のレベル)
⑵「▲▲の機能を搭載したプロダクトを作りたい」(機能が概ね決まっているレベル)
上記のようなふわっとしたご相談から事業案が固まっているケースもあります。
1-3.ソフトウェア・プロダクト開発支援の座組
1,プロジェクトマネージャー or プロダクトマネージャー
2,フロントエンドエンジニア
3,バックエンドエンジニア
4,インフラエンジニア
いずれも開発歴は業務経験が3年以上あり、初期開発の経験、エンジニアであれば設計ができる開発人材でご支援させて頂きます。
1-4.開発費用
請負開発の場合は開発するシステム、ソフトウェア、プロダクトに依拠するため明言できないのですが、準委任契約の場合は、開発希望期間(納期)、開発内容によって、1ヶ月当たり75~200万円程度(1~3人体制)で開発を行うケースが多いです。
全体のご予算、検証期間、リリース目標、お支払頂くキャッシュフローの観点から最適なスケジュールや機能等もご提案いたします。
1-5.ソフトウェア・プロダクト開発支援のご契約
基本的に、一般的な請負契約/準委任契約のいずれかでご提案させて頂きますが、どちらの契約方法にするかは、ご要望、納期、リリース日の目安、体制、QCDの優先度により、ご提案させて頂きます。
弊社は、過去に数十個の事業検証を行い、そのうち1件開発(SaaSプロダクト)し、事業検証しましたが、失敗し、現在事業停止をしました。
失敗した要因は複数ありますが、直接的な要因は無料会員から有料会員に転換する程の価値提供ができなかった点にあります。
上記以外にも複数理由はありますが、新規事業立ち上げ時に大切にしないといけないポイントを発見したので、こちらで重要な4つのポイントをご紹介いたします。
関連記事:【要保存】リーンキャンバスの書き方とは?「課題発見」のための具体的な作り方
2-1-1.課題が大きいか
※既存の市場への参入時には、既に市場があるので、あまり関係ないですが
課題が大きいか、という以前に「課題があるのか」ということが重要なのですが、そもそも本当によくある失敗の一つに
「実際に顧客に明確な課題がなかった/実は強い課題ではなかった」ということもあります。
【あったらいいよね(nice to haveとも言いますが)商品】は、失敗します。
上記の観点で、仮説ベース(検証前に)でも、一次情報の取得の観点で、解像度が高い状態であることが重要です。
課題の有無を本質的に見出だせていないと、どんな事業でも、リリース後に、事業成長させることができません。
(高い顧客獲得コスト、リードタイムの長期化、高い解約率・オペレーションコストetc‥)
2-1-2.優位性を築けるか
リプレイスを狙う場合は、後発故の明らかな参入障壁を見いだせていないといけません。
弊社にご相談頂くお話では、よく後発サービスのアイディアが多いのですが(決していけないというわけではありません)
・どんな勝ち筋があり
・どのような優位性があるのか
という仮説まで持っていないことが多いです。
このような場合、上記のような仮説がないまま進めても、結果的に先行者に勝てなくて、撤退ということはよくある話です。
2-1-3.参入タイミングは適切か
マーケットによっては【市場の参入タイミングこそ、すべて】と言い切る方もいます。
そのくらい重要な観点です。
「なぜ、今参入すべきなのか」は本当に重要で
・自社の観点
・市場の観点
・ユーザーニーズの観点
・社会的なトレンド観点
で、今、参入すべき理由が明確になります。
ここは勝ち筋を見つける上で重要です。
2-1-4.起業家/新規事業責任者者の事業フィットはあるか
これは、誰がケツを持つか、というのは本当に重要で、資金もあり、正しいマーケットに適切なタイミングで参入できて、チームや体制も良くても、責任者によって開発時、運用時にミスするというようなこともあります。
特に起業家の場合は、このあたりは問題ないケースが多いですが、社内起業的な観点の事業は、正しい人選が必要です。
弊社は、ご依頼者様のご予算、期間、作りたいプロダクト及び事業の考え方に沿って、最適なご提案を行います。
ご依頼者様が「この機能を入れたい」ご意向がありましても、ユーザーにとって必要な機能なのか、またご想定の事業に際して、初期段階で不要な機能と想定される場合は、ダウングレードしたご提案(コストカットと短納期の観点のご提案)をさせて頂きます。
システム、ソフトウェアを作るだけではなく、人が欲しがるプロダクト開発を行い、事業を成立(事業立ち上げ→グロース→収益化)させるための第一歩をご支援させて頂いております。
システム開発や事業の立ち上げを検討しているご担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
DeFactoryの新規事業×開発支援事業は、『とにかく失敗確率を減らす=事業リスクを減らす』ことを前提にした開発のご支援を行っております。
多くの事業が新規事業立ち上げ時に失敗しますので、失敗するポイントを事前に回避しながら開発ロードマップを検討することや検証ポイントを見定めた上で、必要な機能を開発及び検証のご支援をさせて頂いております。
ご相談頂く企業様にとって、作りたいサービスを作ることに意識が向きすぎて、ユーザーに求められる製品を作ることを忘れてしまっていることも散見されますが、『いかに成功させるか』よりも『いかに失敗確率を減らせるか』を重点的に考えて、開発を進めます。
最も重要だと考えているので、失敗確率を低減するための開発のご支援をさせて頂いており、このご支援こそ弊社の強みでございます。
ソフトウェア・プロダクト開発における開発手法は、複数ございますが、弊社が得意としている開発スタイルは、アジャイル開発となります。
特に初期開発のご相談が多いので、全くなにもない(構想や欲しい機能のみ)の状態からの開発となります。
3-1-1.アジャイル開発とは
特に初期開発のケースですと、仕様の変更などが起こるケースも想定し、ローンチまでの期間短縮であったり、細かい仕様変更にも対応できるアジャイル開発で開発するケースが多いです。
アジャイル開発では、一定の期間で短期目標を作り、実行、分析、改善を高速で行い、機能単位の小さいサイクルで繰り返します。
通常プロダクト開発を行なう際は、初期段階で細部まで決めた後に、大きなサイクルを回しながら進めるため、後戻りを想定していなかったり、急な仕様変更に対応しづらいケースが多いです。
しかしながら、アジャイル開発では、テストを含んだ動作をトライ&エラーで繰り返して、プロダクト全体をブラッシュアップさせながら、徐々に100%に近づけていきます。
関連記事:アジャイル開発とは?メリット・デメリットやプロセス手法も合わせて解説!
3-1-2.MVP開発とは
プロトタイプと似ていますが、プロトタイプはデモンストレーションや量産する前の課題をあぶり出すために作られたプロダクトのことで、必ずしも必要最低限の機能を搭載しているわけではありません。
MVP開発は、対象ユーザーに対して「このようなサービスが求められているのではないか?」という仮説をもとに、実装を必要最小限にし、素早くリリースすることでユーザーからのフィードバックを早い段階で得ることのできる開発手法です。
仮説が正しいか否かを早い段階で実証し、開発に反映することでリスクを抑え、失敗確率を減らす=成功確度を高めることが可能です。
関連記事: MVP開発とは?新規事業開発に適している3つの理由と開発成功のポイント
クオリティ(Q)=品質、コスト(C)=費用、デリバリー(D)=納期に関しては、当然重視すべきポイントは、品質ですが、初期で機能のダウングレードにして、開発工数を減らし、短納期でMVP開発する際は、コストと納期を優先する場合もあります。
プロトタイプ的な観点での開発は、QCD開発にはさまざまなリスクがあります。開発に大きなトラブルや変更が生じた場合、当初の予算のみで開発できるとは限りません。「トラブル対応費」や「修正費」のような項目が見積書に入っていれば、開発リスクに対する費用も含まれていることがわかります。
「修正費」などが見当たらない場合、リスクが生じた場合にどのような対応をしてくれるのか確認したほうがよいでしょう。
多くの事業が新規事業立ち上げ時に失敗します、(70%以上失敗するというデータ=以下もあります)。
参考:スタートアップが失敗する理由【CB Insightsアンケートより】
とにかくご相談頂く企業様にとって、失敗確率を低減するためのエンジニアリング及び事業開発のご支援を行うために、どのように開発すべきなのか、最低限リリースの初期段階で「作ったけれど、使われない」、「思った以上にユーザー獲得が大変」のようなことが発生しないように、事業サイドの目線でのご支援もさせて頂きます。
事業開発や立ち上げを検討しているご担当者様がいらっしゃいましたら、問い合わせページから資料請求や無料相談などお気軽にご連絡くださいませ。
最後によくあるご質問に関してご紹介いたします。
5-1.「新規事業×プロダクト開発ができるとアイディアを御社が真似しませんか?」
真似しません。
DeFactoryでも新しい事業を進めていますが、基本的に「コマース=EC」領域の事業にフォーカスしております。
お打ち合わせ前に、どのような事業をご検討されているのかを事前に概要のみお聴きして、競合になり得ない、ご安心を頂ける形でお打ち合わせをさせて頂いております。
5-2.「ご発注からどのくらいで開発開始できますか?」
ご契約後にご契約書のご締結や人員の調整等があるので、早ければご発注から約10日後からスタートできます。
最後までお読み頂きありがとうございます。
事業開発や立ち上げを検討しているご担当者様がいらっしゃいましたら、問い合わせページから資料請求や無料相談などお気軽にご連絡くださいませ。
まとめとして、ソフトウェア開発・プロダクト開発・サービス開発に役に立つ記事をご紹介します。
【ソフトウェア開発・プロダクト開発・サービス開発系の記事】
掲載の記事・写真・イラストなど、コンテンツの無断複写・転載等を禁じます。
Copyright© 2021 DeFactory.inc All rights reserved.