プロダクト開発とは?プロセスや流れ・フレームワークを解説 | DeFactory

プロダクト開発とは?プロセスや流れ・フレームワークを解説

プロダクト開発はどのような流れで行われているのでしょうか?

会社によって開発のプロセス・採用している開発手法やフレームワークは異なります。

・開発担当者になったけれど何から始めたらいいのかわからない
・これから自社開発を進めていきたいけれど、どのように進めたらいいのか見当がつかない

このような悩みを抱えている方に、一般的なプロダクト開発のプロセスや開発手法、また現場で用いられるフレームワークについて解説します。

関連記事:【開発前チェックリスト付】ソフトウエア・アプリ開発におけるMVP開発ガイドブック

1.プロダクト開発の考え方・戦略とは?

新しい製品を開発し事業化するためには、市場が何を求めているかを見極めた上で、適切なタイミングで市場へ投入しなければなりません。

プロダクト開発の基本的な手法や自社に合った開発手法を選ぶ方法について考えていきましょう。

1-1.プロダクト開発の基本的な手法

プロダクト開発の現場では、2つの基本的な手法があります。
1つ目は長年にわたって主流だったウォーターフォール型開発。もう1つは、最近増えつつあるアジャイル型開発手法です。
ぞれぞれの開発手法やメリット・デメリットについて見ていきましょう。

1-1-1. ウォーターフォール開発モデル

ウォーターフォール開発とは、工程が進行していく様子について上から下へ流れ落ちていく滝の水になぞらえたものです。事前に入念な要件定義と設計を行うのが特徴です。

原則として前工程が完了しないと次の工程へ進めず、前工程への手戻りを最小限にします。

【メリット】

・計画的な進行により工程管理しやすい
・現在の開発工程がどの段階にあるか、関係者が把握しやすい

【デメリット】

・完成までに時間を要する
・開発途中での変更が難しい

1-1-2.アジャイル型開発

アジャイル型開発とは、1~4週間の短いスパンで機能単位の小さなサイクルで開発する手法です。

優先度の高い要件から「計画→設計→実装→テスト」といった順で開発を進めるので、プロジェクトの急な仕様変更にも対応可能、プロダクトの価値を最大化しやすいのが特徴です。

短いサイクルでの開発が可能なため、個別対処しなければならない製品開発に対して強みを発揮します。MVP(試作品)ができた段階でユーザーにフィードバックしてもらいながら、製品化していく開発スタイルです。

※MVP(Minimum Viable Product):必要最小限の機能を備えた製品のこと。

【メリット】

・ユーザーの本当のニーズに合致するプロダクト制作が可能
・途中の変更など柔軟に対応しやすい
・開発期間の短縮
・変更によるコスト面の負担の心配が少ない

【デメリット】

・変更が頻繁になると工程管理が難しい
・試作品であっても短期間の制作が難しい
・変更を受け入れつつ改良を継続するのが難しい

1-2.開発を成功に導くマインドセット

プロダクト開発を成功させるためには、ユーザーのニーズに応えられるか否かが重要です。求められるのはどのようなマインドセットでしょうか?

大前提として「誰に何を届けるためのサービスなのか」という共通認識をもつことが重要です。

新規プロダクト開発において、限られたリソースとスピード感を求められる中で、開発に関わるメンバーが常に「ユーザーにとっての価値を追求する」、つまり「ユーザーストーリーを第一に考える」という点を認識すること。
※ユーザーストーリー:「ペルソナ+ニーズ+目的」として表される開発タスク

この共通認識があることで、開発の軸がぶれることなく最速で結果を出すことにつながります。


具体的には次のことを意識しておきましょう。

【ユーザーの声を聴く】

プロダクト開発では「ユーザー目線を忘れてしまうと失敗する」といっても過言ではありません。自分たちの思い込みや感覚だけで行った失敗例は数多くあります。

「ユーザーの声を聴く」もっといえば、ユーザーの「行動を観る」ことが重要です。

ユーザーが理解・想像しているもの(言語化できている)ニーズのみならず、ユーザーすら気づいていないユーザーインサイトを、ユーザーの行動を観ることで追求していくことが大切です。

【チームでいいものを作る】

一人の意見に偏ったり、上司の指示通りに形にするのなど特定の人や部署に任せっきりにするのではなく、チーム全体で議論し「いいものを作っていく」というマインドが大切です。

前述したように「誰に何を届けるためのサービスなのか」という共通認識のもと、チームメンバー個々の専門性を活かし、互いに意見を交換しながら、試行錯誤を繰り返すことで、よりよいプロダクト開発へと繋がります。

もし、チーム内でリソース不足を感じた場合には、自社にない技術やノウハウは、アウトソーシング・協業など外部のリソースに頼ることもひとつの方法です。

DeFactoryでは、経験豊富なエンジニアと事業開発経験者で、事業設計から開発まで一気通貫で行っているため、バランスよくプロダクト開発への伴走ができます。

1-3.自社に合った開発手法の選択

どのような開発手法が自社に合っているのか、自社の強み、優先事項などを考慮して決定していくとよいでしょう。

参考までに下記に選択基準を記しておきます。

アジャイル開発が向いているケース】

 ・顧客の要求からの機能を制限できる
・納期・コスト優先
 ・導入した機能に対しての品質を求められる場合 など

【ウォーターフォール開発が向いているケース】

 ・自社開発で自社の技術を高めたい
 ・リソースが多い
 ・開発規模が大きい
 ・管理をしっかりしたい など

関連記事:新規事業開発を成功に導く2つの手法 リーン開発・アジャイル開発とは?

2.プロダクト開発のプロセス・プロダクトロードマップ

市場に製品が飽和する現代のプロダクト開発では、顧客ニーズに適合した新しい製品開発が求められます。そのためには、技術部門のみならず、マーケティング要素、会社祖機器の経営サイドも一体となったモノづくりが必要です。

プロダクト開発は、「市場が求めているものをリサーチ」した上で、適切な人材・場所・設備等を準備し、適切なタイミングで市場に導入する必要があります。

そこで、チームや経営サイドも含めた合意形成・捗管理などを行うマネジメントを可視化したもの、プロダクトロードマップ(行動計画書)が重要な役割を果たします。

2-1.ロードマップを作成する理由

製品と会社の目標・開発作業を一致させ、共通の目的に向かってチームの足並みを揃えるという目的があります。

戦略的にビジョンを示すことで、全ての利害関係者が共通認識をもち、最短で優れた製品を生み出すことにつながります。

2-2.ロードマップの作成方法

ロードマップの作成には、市場の動き・顧客価値提案・戦略目標・作業条件などを考慮する必要があります。これらの要因を把握した上で、チームで協力し優先順位をつけていきます。

タイムラインを設け、新製品のリリース、リリースした既存の製品の更新完了日を盛り込みます。

STEP1.プロジェクトの目的を明確化

プロダクトロードマップ作成にあたり、プロダクト開発の目的を明確にする必要があります。

・なぜそのプロダクトを開発するのか?
・そのプロダクトを通じて何を達成しようとしているのか?
・それによりユーザーのどのような課題を解決するのか?

目的が明確になったら、必要最低限の機能を備えた製品、MVP(Minimum Viable Product)を定義していきます。

STEP2.プロダクトロードマップの最適化

プロダクト開発をスムーズに進める上で、ロードマップをチーム全体の共通認識とし、理解する必要があります。そのため、ロードマップはできるだけ理解しやすい、シンプルなものが望ましいでしょう。

STEP3.ユーザーストーリーのマッピング

ユーザーストーリーを時系列と優先度に沿ってマッピングします。マッピングを活用することで、適切な優先順位を定めることができ、チームの情報共有もしやすくなります。

STEP4.プロダクトの特徴と優先順位づけ

プロダクト開発では「金銭的価値」「開発コスト・サポート」「学び」「低減できるリスク」などの要素を考慮しなければなりません。全て必要な要素ではありますが、優先順位を定めることも必要です。

STEP5.ユーザーストーリーのタスク細分化

優先順位・ゴールが明確になったら、ユーザーストーリを詳細なタスクに分割します。開発者が平均して1営業日に完了できるサイズに分割するとよいでしょう。

STEP6.プロダクトロードマップの確認・更新

一度作成したロードマップで完成というものではありません。想定外の問題が起きた場合には、チーム全体でロードマップを再検討します。

・この課題は予期できたものか?
・解決策(短期的・長期的)はあるのか?
・課題解決にはどのようなリソースが求められるか?

などを検討しロードマップを調整、プロダクトが予定通りリリースされるように統括していきます。

2-3.最適なロードマップの構築と維持

プロダクトロードマップの構築と維持は、プロダクト開発を成功させる上で重要かつ継続的なプロセスです。

「対象者に必要な情報のみを含める」
「短期的な占術と長期的な目標との関係性を均等に扱う」
「定期的に見直し、計画変更時は調整を行う」
「誰もがロードマップにアクセス可能な状態にする」

など意識しながら、自社にとって最適なロードマップを作成してきましょう。

関連記事:プロダクト開発とは?持続的な会社の成長に欠かせない理由と開発の流れを解説

3.プロダクト開発を成功させるためのフレームワーク3選

プロダクト開発を進めるにあたり、フレームワークを活用することで作業が円滑になります。
ここでは、プロダクト開発に活用できるフレームワークを3つご紹介します。

3-1.SWOT分析

SWOT(スウォット)分析は、競合や市場トレンドといった自社を取り巻く外部環境と、自社のブランド力や資産、価格や品質など内部環境をプラス面・マイナス面にわけて分析することです。

Strength(強み)・Weakness(弱み)・Opportunity(機会)・Threat(脅威)の4つの要素について分析します。

戦略策定や経営資源の最適化を行うためのフレームワークとして有名ですが、プロダクト開発の現場でも活用可能です。

3-2.ポジショニングマップ

ポジショニングマップは、競合他社と比較して自社の独自性や差別化につながるポイントなどを明確にするフレームワークのこと。

顧客が求めるニーズを知りたいときや、顧客の視点から自社商品を評価すべきときに有効なので、新商品開発や商品のリニューアルの現場で用いられる手法です。

商品・サービスの位置づけだけでなく、市場における自社の立ち位置を理解する上でも役立ちます。

3-3.リーンキャンバス

ビジネスモデルを1枚の紙にまとめるアメリカ生まれの手法、リーンキャンバス。

事業計画書をさらにコンパクトにしたもので、1枚の紙で全体を把握できるのでわかりやすく、事業の内容が一目瞭然です。

事業計画書のように時間もかからず、スピードを要する場面には最適です。

また、1枚の紙に必要事項が全ておさまっているため、スマホのカメラにも収めやすく、他者と容易に共有できることも魅力のひとつです。

関連記事:リーンキャンバスの書き方とは?「課題発見」の具体的な方法

4.まとめ:「プロダクト開発」に関する支援を承ります

今回は、プロダクト開発におけるプロセス手法についてお伝えしました。

開発の現場で用いられるウォーターフォール開発とアジャイル開発。どちらの開発手法が自社に適しているのかを見極めることによって、開発のプロセスも大きく異なります。

プロダクト開発初期段階で、どの開発手法を使うかは重要な決断のひとつです。もし社内で判断が難しい場合は、外部のベンダーに依頼するのもひとつの方法です。

DeFactoryでは、アイディア着想、ユーザーヒアリング、テストマーケティング、アジャイル・MVP開発と、プロダクト開発における立ち上げ支援を全力サポートいたします。 

また、経験豊富なエンジニアと事業開発経験者で、開発だけでなく事業設計から「一気通貫」した伴走を行ないます。 

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